2012年6月のプログラムを中心に、Global Creations留学プログラムの内容を紹介します。
(※プログラムは参加者の希望や時期・状況によって随時異なります。)

今回IMATSの特殊メイクコンペティションに4期卒業生が3名出場し、うち2名が入賞を果たしました。
また、本校講師のJIRO先生と、3期卒業生の小林さんが会場でメイクデモを披露しました。詳しくはコチラ→
AKIHITOさん主催のBBQでは、たくさんのアーティストと交流することができました。AKIHITOさんありがとうございました。

奥村まり先生の授業はケニーマイヤーズさんの工房『CMI』で行われました。
デモンストレーションのあとは実習が行われます。

片桐裕司先生に工房ツアーをして頂きました。
『ヘルボーイ』や『ファンタスティックフォー』などを手掛けたSpectral Motion、『インシディアス』や『トロン:レガシー』などを手掛けたFractured FX、 『AVP』や『遊星からの物体X ファーストコンタクト』などを手掛けたADIの3件を訪れ、ハリウッドの第一線の技術に直接触れることができました。
メイクアップストア『Nigele's』では、日本では手に入らないメイクツールが揃えられています。
夜は手巻き寿司を作り、ザンビアの文化を学ぶと共に日本の文化も伝えました。

今回は事前に片桐裕司先生から、"人間をベースにしたキャラクター"を彫刻するというテーマが与えられ、そこから考えられたデザイン画を元に制作していきました。

お昼はトム先生のお宅にお邪魔し、"心を開く事"や、"自分自身を知る事の大切さ"を教えて頂きました。
ラファエル先生には他にも、カメラの使い方の指導をして頂きました。

辻先生の授業1日目の午後は、アメリカでの特殊メイクの仕事の流れや仕事をする上での心構えなどを教えて頂きました。


最新技術を目の前で見る事が出来ました。今後の自分の作品作りの際に多いに影響することだと思います。
このプログラムと他の学校やプログラムとの違いは、講師陣がみんな心をさらけ出している事。
そして私たちの心と向き合ってくれる所が多いに違います。本当に濃厚な2週間でした。
(鳥居さん)

JURの学生の時に辻さんと片桐さんの授業を受けていたので、いろいろ質問しやすく、復習にもなってとてもよかったです。
自分の今までの駄目な部分と治すべき事がわかって、これからどういう風に仕事や人間関係に取り組めばいいかがわかり目標が出来ました。
不安でネガティブな気持ちをポジティブな気持ちに変えるような言葉が一杯ありました。値段以上の価値があると思います。
(青木さん)

今まで使用した事のない素材を扱う事が出来たことがとても良かったです。
先生方の人生経験をたくさん聞くことが出来、そこから学んだり得る時間が充実していました。
一流の人から話を聞ける事はとても幸せな事で、それはどんな教科書よりも重要な事など思います。
今後の将来に大きく影響を受けた2週間でした。
(大塚さん)

プログラムに参加する前と後では、仕事に対する考えかたが変わったと思います。モチベーションが高くなりました。
技術面では、何故こうなるのか、今までの自分のやり方の何がいけなかったのかを教えてもらえたので良かったです。
片桐さん、辻さんの自分自身についてのお話の時、自分の中の分かってはいるけど、やらなかった事、認めたくない事、遠まわしにしてた事に対してお二人の言葉がグサグサ刺さりました。
(石田さん)

ビューティーメイクは、最近基礎のメイクを少しでも学びたいと思っていたので、本当に良い経験が出来ました。
片桐さんの授業は、今までの中で一番影を見ながら彫刻できました。自分でもびっくりするくらい楽しかったです。
辻さんのおすすめのメイク道具や、使っている素材の使用理由を事細かに知れた事はとても参考になりました。
中でも、第一線で活躍されている辻さん、片桐さん、まりさん達の技術講義に加え本人達の実体験を踏まえた気持ちの面での話が聞けた事が何より大きかったと思います。
こんなにも心に残る話を聞けるとは本当に思ってなかったです。
(北落さん)